些事の迷図

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福島産食品を買わない事は愚かな事なのだろうか

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この記事の主張は、そうだと言っている、と読み取った。

では、中国産食品を買わないようにする事はどうなんだろう。中国産食品を買わないようにする、というのも愚かな事なんだろうか。私は中国産食品は忌避している。産地表示見て中国とあったら通常は買わない。もちろん生活していて全て回避する事なんて不可能だ。コンビニやスーパーの食べ物、加工食品、いくらでも取り込んでいる。だからこそ、明確なものは避けている。明示している方がより安全であり、明示されていないものこそ危険だろう、とも思うが仕方ない。だってそういうルールで流通しているのだから。変えろやとは思うが、食品産地表示義務が争点の選挙なんてあった記憶もないし、自分が立候補する程の負荷を背負うつもりもない。

一方、福島産と明示された食品については、あまり見かけた事が無い。少なくとも自分が買おうとしていたものが福島県産と表示されていた、という覚えがない。ので、仮にの話になるが、もしあったらどうするか。まぁ、たぶん、買う。でも、そこにはほんのちょっと気合というか、自分の中での葛藤があった上での決断になる、ような気がする。

もし福島産食品を買わない事を愚かな事だとするならば、中国産食品を忌避する事もまた、愚かな事なんだろうか。もしくは、前者は愚かな事だが、後者はそうではない、のだろうか。であればそれは、何故なのだろう。

検査の主体が日本か中国か、だろうか。ではなぜ日本は中国産食品に国産と同じレベルの検査を義務付ていないと思うのだろう。輸入品に対する日本国内の検査やルールが信じられないのならば、国産品の中の検査やルールにもまた、疑いの目を向けるべきなのだろうか。

逆に国産品を信じるのならば、輸入品もまた信じなければ合理的ではない、のだろうか。

うーん、よく分からないや。